LED照明

 3年も更新をサボってた間に世の中の技術は進歩しLEDの発光効率は鰻登りのようです。
 でも、自転車のヘッドライトや懐中電灯へのLED利用は普及したものの、室内照明へのLED利用は普及し出したとは、とても言えない状況です。何故でしょうか?

 結論から言うと、LED照明は電力効率でやっと蛍光灯に追い付いたところで、経済効率ではまだまだ蛍光灯の足元にも及んでいないからです。
 蛍光灯の弱点である小型安物照明の分野で、(効率を犠牲にすれば)制御回路を非常に安価にできるLED照明が伸びているだけという事が解かります。

 そこで、実際に入手できるLEDと蛍光灯を電力効率と経済効率で比較してみました。

発光効率

電力光束価格電力効率経済効率
Wlmlm/Wlm/千円
電球60W型5481018015.04500
100W型90152021016.97238
 


直管FLR40SEX-N
/M/36-HG
36345040095.88625
Hf直管FHF32EX-D-H323310735103.44503
丸形FCL32EX-D/30-Z30248091382.72716
直管FLR40SN/M/3636285019079.215000
丸形FHD40ENW/H413550159886.62222
 
LEDNS6W083BTx65.46003990111.1150
NS6W183TEx614.71200630081.6190
秋月電子
I-02199/I-02200
0.4743.6880092.355
CL-L220-C16N-A16.991150588067.7196

 蛍光灯はインバーターの利用で高効率化と長寿命化を手に入れていますが、今後の伸びはもう無いでしょう。
 電力効率は、80~100lm/W、経済効率は、2000~15000lm/千円です。

 一方、LEDの効率は?というと、電力効率は、80~110lm/Wと蛍光灯並ですが、経済効率は、55~200lm/千円と40~70倍も開いています。

 今後、LEDの効率向上は間もなく150lm/Wに達し、2020年には200lm/Wを超えるという予想があります。
 でも、それでも今の2倍程度ですから、LEDの価格低下を見越しても40~70倍という蛍光灯との価格差はなかなか埋まらない気がします。

 それよりも、ひたひたと追いかけてきているのはEL面発光素子です。コニカミノルタでは既に64lm/Wを達成しています。寿命がLEDよりも短い問題は残っていますが、それが解決すれば、電力効率はLEDと同等、経済効率は蛍光灯並になるかもしれません。
 ELはLEDと違って、広い面積で光量を稼ぐ事ができるので眩しくなく、照明としては理想的です。壁紙をEL照明素子で作れば壁や天井の大部分がEL照明!なんて事になるんじゃないかな~?この場合、電力効率は多少低くても経済効率が高ければ実用化可能でしょう。

 私の予想は、省エネ照明の座を蛍光灯から奪うのはLEDではなくELだと思います。

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ブラウザ・モジュール

 皆さん、PCの使い道は何でしょう?

 PC上で使用しているソフトの内、時間的に大部分を占めるのがブラウザではないでしょうか?

 ブラウザさえ動けば、PCの役割の大部分を賄えると言っても言い過ぎではないかもしれません。

 実際、インターネットを利用している人数が、PC経由でアクセスしている人数よりも、携帯電話からアクセスしている人数の方が上回ったらしいです。
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20118048,00.htm

 TVの液晶モニタのピクセル数が多くなったことだし、TVでのインターネット利用がメジャーになる日は遠くないかもしれません。

 そのためには、PCにチューナーを付けて大きな液晶モニタを付けるといった考え方ではなく、液晶モニタやTVにブラウザ機能モジュールを付けるといった感覚でブラウザ機能単体を付加する方向ではないでしょうか?

 タバコの箱x2くらいの大きさのCPUモジュールを付けるようになるんじゃないかなぁ~と近未来予測しています。

 それに有力なのは、AMDのGeode NXシリーズの様な低消費電力CPUですね。

 1.CPU : Geode NXやARMなどの省電力CPU
 2.記憶領域 : 1GbyteくらいのRAM、書き換え可能なファームウェア用のフラッシュ
 3.出力 : VGAコネクタ、Digital映像出力端子、コンポジット(もう要らないか?)
 4.入力
  4-1.LAN : UWB、Gigabit Ether
  4-2.ポインタデバイス : Mouse
 5.オプション用 : USBコネクタ

 キーボードが必要かどうかは微妙です。マウスでのソフトウェアキーボードでしのぐ手もあるからです。
 そもそも、ガリガリとキーボードを使用する必要がある場合はPCを使うべきでしょう。(なので、ブラウザ機能モジュールにキーボードの必要性は薄い)

 Javaの重さが課題になるかもしれないけど、JVMだけをFPGAなどのハードーウェアで実行してしまえばCPUの負担は大幅に軽くなりそうです。

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ブログ名の変更

 「古くたって良いじゃないか」から「足るを知る」に変えました。
 どうも、このタイトルの方がしっくり来るような気がするので。

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お財布携帯の個人認証

 携帯電話にEdyやSuicaが内蔵され、チャージも携帯電話の操作で出来るとなると、利便性は申し分なくなるでしょうが、携帯電話を紛失した際の損失がどうなるのか?気になるところです。

 一案として、指輪にRF-IDを仕込み、指輪をしている手で携帯電話を持っているときだけ電話や電子マネーが使える様なセキュリティー機能はどうでしょう?

 SF映画のように、人間の体内にRF-IDを埋め込んでしまう手もあるけど...外したいときに気軽に外せないというのはちょっとね(^^;

 EdyやSuicaもRF-IDだけど、異なる周波数のRF-IDを指輪に使用すれば電波干渉の問題は避けられるでしょう。

 ただ、ニセIDを騙るチップが出現すると簡単に認証は突破されてしまうかもしれません。(RF-IDスキミングなんて騒ぎが起こるかも?)
 チャレンジ&レスポンス式のチップにすれば簡単には突破されないけど、そこまでお金を掛けるかどうかですね。

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燃料電池自動車

 もう、何年も前のことですが、ドイツの燃料電池関係の紹介記事で「燃料電池自動車の燃料電池を発電所代りに使う」という内容がありました。

 そのアイディアのなかで、主に記憶に残っているものは以下の2つで、なかなか説得力があります。

1.技術の粋を集めて作られた、しかも、高価でたくさん普及する(であろう)自動車の燃料電池を駐車場で眠らせておくのは社会的な損失。
2.自動車は家や会社が多い場所に多く存在するので需要と供給の距離を縮めることができ、配電損失を少なくできる。


 自動車は、時間的に96~97%位は駐車したままだそうですから、高価な資産を働かせずに眠らせているのは確かに「もったいない」です。たとえ寿命が短くなったとしても、どんどん発電させて電力代を稼ぎ、自動車の購入代金を早期に償却してしまった方が社会全体からしてみても得策でしょう。

 自動車用燃料電池の発電能力は50~100kWくらいだそうですから、家庭の電力容量100V 30~40A(即ち、3~4kW)に比べて12~33倍も大きいことになります。数十軒に一台、燃料電池自動車を持っている家があれば周辺の家の電力は賄えてしまうし、それ以上燃料電池自動車が増えれば工場に電力を供給することも可能でしょう。

 通勤で車が集まる工場では、人と共に集まってきた燃料電池自動車の電力を使用することで、昼間に必要な電力の多くを、極めて近くから供給できるでしょう。
 退勤後に車は家へ帰り、家庭の電力を賄うことになります。(もちろん、余る分は売ることになるでしょう)

 ということは、会社や大規模な駐車場には水素供給設備と、駐車自動車が発電した電力を受け取って工場や送電線へ配電する設備の装備が義務化される事になるかもしれません。
 幸い、電力網の殆どは電力の流れる方向に制約は無いようなので、会社や大規模な駐車場から沢山の電力があふれ出しても周囲の電力需要家へと自然に流れる事になるらしいです。

 そんな世の中があと数年先に来始めるかもしれません。


 もちろん、技術的な課題は色々あり、ちょっと考えただけでも以下のものが浮かびます。

A.燃料電池の原料として有力な水素をどのように安全に供給できるのか?
B.燃料電池が普及したとして、大量に必要となる水素をどのように安く製造するのか?(製造のためにCO2を沢山発生してしまっては意味がない)
C.燃料電池の発電効率は動かし方によっては必ずしも高くなく、発生する熱の利用も考えないと効率は高くないかもしれない。
D.局所的に、あるいは時間的に大きな発電変動が起こると電圧変化が生じ、発電ポイントの周囲に迷惑が生じる。

 Aの問題解決が難しい理由の一つが水素の安全性にあります。水素の爆発限界は、4~75%(空気中)と非常に広く、水素漏れが発生した場合は火災や爆発の危険性が他の可燃性ガスより高くなります。工場で水素を扱う際は他の可燃性ガスより神経を尖らすものです。
 ガソリンや天然ガスを扱うよりも入念な安全対策が求められます。更に350から700気圧という高圧の状態で扱いますので機器のメンテナンスにも細心の注意が要求される事になるでしょう。

 Cの課題を考えると、家庭用の発電所として燃料電池自動車を使う場合は、自動車で発生する熱を利用した給湯も視野に入れる必要があるかもしれません。

 Dの課題のために電力会社は、新たな対策を講じる必要が起きるでしょう。似たような問題は風力発電の盛んなヨーロッパで既に現実のものとなっています。風力発電の発電量変化を予測して、電力会社の発電所の発電調整を行っているそうですから、やりたくなくてもやらざるを得ない方向になると予想されます。

 技術的な課題はあるにせよ、燃料電池自動車が普及するのは時間の問題と思われます。問題の影にビジネスチャンスがあるのは間違いないでしょう。

以下、参考サイトのリスト

クルマが発電所になる日(舘内 端)
http://panasonic.co.jp/ism/vivi/03.html

水素エコノミー(ジェレミー・レフキン著)の紹介記事
http://www.goodpic.com/mt/archives/000275.html

家庭での燃料電池利用
http://www.goodpic.com/mt/archives/000386.html

ダイムラー・クライスラー
http://www.daimlerchrysler.co.jp/environment/report2003/mag02.html
「路上でアイドリングする自動車に代わり、燃料電池自動車が家庭や会社に電力を供給するのだ。自動車は、車輪のついた個人用の発電所として再定義される。」

安全性の壁
http://japan.internet.com/column/public/report/20030331/2.html

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つば白

 最近、一週間ほど家を空ける事があったので、庭の草木をを枯らさないように水差しを買いました。この水差しは、水を入れたペットボトルに三角錐状のアダプタをはめ、逆さにし、土に挿して使用します。

 尖った先の方の横に穴が開いていて、土が乾いてくると穴から土の中の空気がポコっと入って、その分の水がしみ出します。穴数や穴の大きさ具合で水の出具合が変わります。(穴数や穴の大きさは自分で調節します)
 旨く調節すると数日間に渡ってジワジワと水が供給されます。でも、調整が微妙でして、買ったままの穴の状態(小穴2つだったかな?)では一週間経ってもペットボトルの水が減りませんでした。かといって画鋲を使って4つ穴にすると翌日には空になるという「出過ぎ」状態になりました。どうやら、画鋲穴(最初の穴より大きな穴)2~3個が良さそうです。

 さて、この水差しはペットボトルを使用していますのでペットボトルを調達しなければなりません。買ったり色々な所からペットボトルを集めてみるとアダプタが固定できないペットボトルが有ることに気付きました。

 固定できないペットボトルは、キャップを外したときにペットボトルの口が透明なタイプで、どうやらペットボトル本体と一体成形されていそうな物です。
 無事使用できるペットボトルは、ペットボトルの口が白いタイプです。両者の写真を載せておきます。

 店頭に並んでいるときは、どちらにも白いキャップが付いていますので、キャップの下の「つば」の部分の色で見分けるしかありません。

 このサイトによりますと、ネジの外径/内径はほぼ同じですが、ネジのピッチが異なるだけのようです。(透明タイプは二条ネジ)

 上記サイトにも書かれていますように、ペットボトルを リユースする道具が色々と流通しています。ペットボトルをリユースすることで環境負荷は下がると考えられますから、もっと色々なリユースを助ける物が出てきて欲しいところですが口の部分が同じでないとリユースしにくいですね。
 透明タイプはネジのピッチが従来の倍と荒いので、蓋を開ける際の回し数が少なく、簡単に開けられるメリットがあるのでしょうが、ペットボトルのリユースと言う点では不便です。(蓋の保持力をかせぐために二条ネジになっているのでしょう)

 我が家では、ペットボトルを買うときは、従来と同じネジの構造である「つば白」の製品を買うように心がけています。透明なタイプもネジピッチを同じにしてくれれば互換性が取れるんじゃないかなぁ~?

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リユース

 リサイクル(再資源化)、リユース(再利用)、リデュース(削減)を併せて3R推進活動なんて言うんですね。リサイクルとリユースについては知っていたつもりなのですが、3Rと一括りにする事に関しては最近知りました。
 日本では、リサイクル、リユースを、ごちゃ混ぜでリサイクルと言っているようです。でも、2つの間には大きな違いがあります。

 リサイクルは再資源化してからの再利用ですから再資源化するための手間+エネルギーと再利用するための手間+エネルギーを掛けて初めて1つのサイクルを回ることになります。
 一方、リユースだと、洗浄などの手間は掛かりますが、(原料に戻すほどには)バラバラにもせず、従って組み立てもしませんから、サイクルを回るためのエネルギーは相対的に少なくて済むのは直感的に理解できるでしょう。
 実際、生協の調査によると、1回限りのワンウェイ瓶に対して複数回利用のリターナブル瓶( = リユース)はCO2排出量が約1/3になるそうで、「まぁ、そうだろうな」と納得できます。

 最近、リサイクルが流行っていますね。でも、何でもかんでもリサイクルする事が環境に対して優しいかどうかは、もうちょっと深く検討してみる必要があるように思われます。

 牛乳パックを回収して紙にリサイクルすると、木材から紙を作るより、(木材が消費されないことを含めても)CO2負荷が大きいとか、PETボトルをリサイクルするより熱源として燃やした方がCO2削減になるとか聞こえています。(ただ燃やすのではなく、石油やガスの代わりに燃やせば、燃やすはずであった石油やガスの節約になりCO2排出量削減になるらしい)

 PCも古いのを大体そのまま使うのであれば手間は少なくて済みますが、CPUを高速化したり、HDDを大きいのに変えたりすると次第に出費が増えて最新式の「そこそこPC」を買うのと価格的に大差なくなってきてしまいます。
 古いPCのリユースでは、『程々の性能しかないのですから程々の目的のために、できるだけそのまま使用する』のがポイントだと思います。

 個人的にリサイクルの輪を一周させることは、なかなか難しいですが、リユースならサイクルを自分で一周させられますし、リデュースでは主役になれます。

 うちの子(6才)用のPCは、不要になった古いPCをもらってきてリユースしています。Pentium II 233MHzの古いPCですから、傍目で見ていて遅いPCだな!と確かに感じますが、Internetで遊ぶ分には十分ですね。
 モニタ、キーボード、マウスはPC切替器を利用して4台のPCで共用しています。(リデュース)

 最近、家庭内にリユースPCが増えてきてPC切替器が不足しつつあるので買い足さなくてはならなくなってます。
 あぁ、果たしてこれは環境に優しいのだろうか??? (^^;

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刺身

 たまには柔らかい話題を...(^^)

 白身魚の刺身と言えばカワハギが一番じゃないでしょうか? フグやヒラメよりも美味しいと思います。

 奄美大島でアカモンガラの刺身を食べたことがあります。アカモンガラは南の海には沢山群れているカワハギの仲間の魚です。
 連日取れたてのカツオやアカモンガラの刺身を食べていたのですが、昨日の残り物のアカモンガラの刺身の方が今日取れた物よりも美味しいのを実感できました。ものの本には「肉の中の酵素で肉自身が分解して旨味が増える」なんて書いてありますが、その通りだと実感できました。
 小笠原で食べたカンパチも、目の前で取れてから、実際に皿に乗って出てきたのは3~4日後だった気がします。「すぐに捌いてもゴムみたいなもんだよ」と地元の人が言っていました。

 生け簀で泳いでいる魚をすぐに食べるより、大抵の物は寝かして少し古くなった奴の方が旨い様です。

 そうでもない例外はマンボウかな? 魚屋が「一昨日取れた奴だから...」と売ろうか捨てるか悩んでいる物は不味かったです。(水気が抜けてボソボソしてくる)
 あと、サバなんかも例外かもしれないですね。

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PCのトレンド

 今時のPCの話題というと、Cubeと静音でしょう。(静穏ではなく静音です)
 どちらも、狭い部屋で使うという悲しい環境に合った要求仕様です。

 究極の静音はファンレス。ファンレスとなると放熱が難しくなるので最も発熱する部品であるCPUに速い物は使えなくなります。CPUの発熱を何とか少なくしたいというのは多くの人の願いでしょう。
 Intelだって、ノートPC用にPentium Mプロセッサーを作ったくらいですから、CPUへの低消費電力化要求は今後ますます厳しくなる方向です。もっとも、CPUを低消費電力化させていかないと熱問題以外にも電源電圧安定度の方への要求が現状でも厳しすぎる状況になっているようですから、技術的な制約の方からも低消費電力化方向への開発が必須になっているようです。(FSBが800MHzとか1GHzになってくると、CPUの消費電力も大きくなり、電源へ高周波の大電流供給能力が要求される。並のコンデンサーではインピーダンスを低く保てなくなりつつあり、CPUが安定に動作できなくなる。ここで大事になるコンデンサーとはマザーボードのCPU近くに付いている物である。)

 CPUを高速化するためには単位クロック周波数当たりの消費電力を下げなければならないというのが、上記の話から帰結するところですが、その技術を使って、「ファンレスながらもそれなりに高速に使えるCPUを作って欲しいなぁ~」というのが私の希望です。

 こんなPCも出ているくらいです。ファンレスながらも1.35GHzを実現してますから結構十分に速そうな気はします。(これからはクロックダウンがトレンドか?)

 ところで、皆さん何の用途にPCを使用してますか? Web surfとメールが殆どではないでしょうか? デジカメの写真整理や偶にDVDなどの動画再生もするかもしれないけど、それくらいなら1GHzくらいのPCで十分ですね。動画編集ともなると速いPCと大容量のハードディスクが欲しくなるでしょうが、一体どれだけの人が手間暇掛かる動画編集をやり続けるでしょう?

 PCを売る方は、「ビデオ編集に最適!」なんて風に高級PCを売るだろうし、「ビデオ編集をやりたい」と思っている人は結構多いと思うけど、撮った画像を見直してカット編集するだけでも、撮影時間の3倍は掛かるのは経験的に明らかです。PCが遅いからそれだけの時間が掛かるのではなくて、見直したり、悩んだり、やり直したりする、人間の時間が掛かるからなのですから、どんなにPCが速くなろうとも時間が掛かることに変わりはありません。「ビデオ編集をやりたいと思っていた人が実際にビデオ編集をやり始めたとしても三日坊主になる人が大半だ」と予言します。

 なので、殆どの人にとっては、1GHzくらいのPCで十分なのです。あとは1GHzのままどれだけ消費電力を下げられるのか?といった勝負になるのではないか?ファンレスで無理なく冷却できる程度の消費電力に下がった後には再び消費電力を維持したまま高速化を目指す事になるのでは?と予想しています。

 ファンレスでも無理なく1GHzくらいのCPUが使えるようになるとハードディスク・レコーダーのような隠れパソコン(外見は家電だけど、中身はPC)が、どんどん増えてくるでしょう。

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Linuxサーバー

 マイクロソフトが金にものを言わせてあちこちの雑誌にLinuxに対抗する広告を出しています。
 「Windowsの方がTCO((total cost of ownership:総所有コスト)の優位性を持つ」なんて言っているけど、セキュリティパッチを当てなければならない頻度を考えたら眉に唾を付けたくなるのが正直な感想です。
 Linuxにもセキュリティパッチは出るけど深刻度と頻度には歴然とした差があります。

 ソフトを開発する環境としてWindowsが低コストなのは分かりますが、Webサーバーやファイルサーバーなら、今や特段の新機能が必要なことは希なので、今の機能を維持できれば十分な場合が殆どでしょう。更新と言ってもセキュリティーパッチを当て続けるくらいでシステム改造は数年に一度あるかどうかといった状況を想定しています。
 となると、WindowsよりLinuxの方が維持が楽なのは目に見えてます。

 さて、Linuxと言っても色々なディストリビューションがあるわけで、維持の手間がかからなさそうなのは?と言う観点で選んだのがDebianです。今はVersion3.0r2のWoodyが安定版です。
 apt-getでインストールや更新が(依存関係を考慮してくれつつ)手間少なくできる点が感動的に便利です。
 バージョン更新が数年単位とゆっくりだし、例え、メジャーバージョン更新があっても再インストールの必要がない(らしい)のもサーバーを管理する側としては気が楽になるところですね。
 その表裏一体のデメリットとして新しいハードウェア用のドライバが(安定版には)付いていないとか、システムの内容が全体的に古くさいのは事実です。(だって、更新がゆっくりなんだから)

 「どのようなハードウェアだったらDebianを使うときには無難か?」と言う観点で物選びをしてみましょう。

 マザーボード(MB)はインテル製が無難。グラフィックボードは古ければ何でも良いけど、MatroxならG450以下。DebianはDVDに入っていることが多いので、CD-ROMではなくDVD-ROMドライブを用意しましょう。
 LANはインテル製のLANチップが付いているならドライバはインテルのWebサイトから入手できます。(コンパイルは必要かも)

 ハードディスク(HDD)は、IDE RAIDユニットを組み込んでRAID 1(ミラーリング)にすると安心です。 RAIDユニットは3万円前後で買えますから、必ず壊れるHDD内のデータの保険と思えば高くはないと思います。
 HDDは日立(旧IBM)の物なら32Gbyteにクリップできるし、ユーティリティーを使用すれば指定の容量に変更できるので、RAIDとの相性が良いです。(HDDが壊れたときに、全く同じセクター数のHDDが欲しくなるのだが、数年も過ぎていると同じ容量のHDDを購入することは現実的ではないので、同じ容量を実現できるメーカーのHDDが望ましい)

 UPSも有った方が良いです。ページプリンターのヒーターやエアコンなどは瞬間的に大きな電力を消費するので、瞬間的な停電は意外と多いものです。サーバーを構築するなら「有った方が良い」ではなく「必要」と言った方が良いでしょう。
 UPSならAPCでしょう。定価の半額で買えますから、3~4万円でSmart UPS700が買えます。このクラス以上だとバッテリーの自己診断機能が付いているし、UPSにLANカード(option)を入れて自動シャットダウン・シーケンスをLAN経由で行うことも可能です。(もちろん、標準で付属するRS232通信ケーブルででもシャットダウン・シーケンスは実行可能です)

 大体こんなところでしょうか?

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